出身地である北海道石狩市の浜辺では、除草対象植物であるイネ科チガヤが繁殖し、高い背丈や広く張る根によって他の海浜植物の成長を妨げている現状がある。本研究では、このチガヤを草木染めの染料として活用し、木材や布、ロープを染色することで素材としての新たな価値を見出した。染料としての需要を高め収穫を促すことで、繁殖抑制への貢献を目指していく。また、現地での除草活動を通してチガヤの認知度の低さを実感し、まずは知るきっかけの必要性を感じた。そこで、人とチガヤの課題をつなぐ架け橋として、チガヤで染めた素材を使用した誰もが触れられる公共施設向け家具「Chigaya-iro」を制作した。



JIDA会員からのコメント
青木友希