家紋は日本で古くから独自の文化として発展してきた「家のマーク」である。平安時代に貴族が自らの牛車や調度品の目印として使用したことが始まりとされ、鎌倉時代は武士が戦場で敵味方を識別するために定着。日本には数千~数万種類存在すると言われ、植物、動物、幾何学模様など、美しく洗練されたデザインが多い。単に家族を識別するだけでなく、先祖との繋がりや、一族の繁栄への願いが込められたシンボルとして、現在でも受け継がれているが、お披露目される機会は少ない。家紋はグラフィック要素であるが、古臭いイメージは払拭できないため、それを立体的なアイテムにリデザインすることで、日常生活にも取り入れやすいことを目指した。



JIDA会員からのコメント
田崎咲絵