VIDA 2050

VIDA 2050

作品情報

制作者
西田 涼兵
大学
名古屋芸術大学
担当教員
田中昭彦、小林正彦
制作年度
2026

2050年代、AIの普及によって、人は「願う」より先に「あらゆることが叶ってしまう」全自動の日常を生きている。自身が思考する前に最適解が提示され、さらには自動運転により身体を使う機会も失われつつある。しかし人間の本質的欲求は、こういった効率や自動化にあるのだろうか。本モビリティは、人間の自然な身体操作を起点に動くモビリティである。さらには、生誕以降の生活記憶を共有するAIバディが同乗することで、より豊かな行動の選択を促す関係性を生み出す。「VIDA 2050」は、技術で人を代替するのではなく、人間らしさを取り戻すためのモビリティである。

JIDA会員からのコメント

これから四半世紀後の2050年は、車であれば自動運転が確立され、走る喜びよりも、移動する快適さの方がより重視されている時代になっていると思います。本作は乗り物としての便利さもありつつ、何より移動することの楽しさをより強く感じることのできる造形になっています。そして相棒であるAIバディが画面の中ではなく、カタチとして表現されていること。これがこの時代のスタンダードになっているのか?そんな期待とワクワクを感じさせてくれる作品です。

高橋翼